日本芝草学会校庭芝生部会との共催で
桃五小校庭芝生化10周年企画ももしばフェスティバル
「桃五の校庭はどうして芝生なの」が開催されました。
小雨の降る中、宮城や愛知から今日の話を聞きに来て下さった方もいらっしゃいました。 |
当初から地域の立場で関わっている、本校芝生を育てる会・大澤会長(中瀬自治会長)の挨拶。 |
「着任した時に校庭の桜と芝生の美しさが印象的だった」と戸口副校長先生。 |
田中区長もご多忙の中、母校のためにかけつけてくださいました。 |
桐蔭横浜大学・飯島先生からは保健衛生学から見た学校の緑の効用の話を。 |
杏林大学・朝野先生からは先生の地元小の校庭芝生の話や学校におけるヘルスプロモーションの話を。 |
校庭の芝生が子どもたちに与える良い影響についての講演をうかがった後は
パネルディスカッション。
ファシリテーターを目白大学・高久先生にお願いし
元PTA会長・伊藤さん、前芝生委員リーダー・寺内さん、、
IAIスタジアム日本平スタジアムピッチ管理者の佐野さんの3人をパネラーに
「桃五小これまでの10年 これからの10年」というトークが展開されました。
「春を5回経験してうまくいかなければ子どもたちに謝って芝生をはがそう」、
そのくらいの思いで最初の数年を試行錯誤で過ごしてきた当時の関係者と
芝生委員と芝生係(名前は似ていますが役割が違うのです)を統括しながら
4つの班に分けて毎週土曜日の芝生管理を行ってきた最近の関係者の話。
さらに、芝生管理のプロの立場で各地の校庭の芝生の支援をしてきた佐野さんの
「学校はプロのようには出来ないが芝生の力を信じてほしい。」という話。
こうしたみなさんに支えられて、今の校庭の美しい芝生が育ってきたのだと
実感するパネルディスカッションでした。
(左から)佐野さん、寺内さん、伊藤さん、目白大学高久先生。 |
そして最後に、本校の卒業生でもある日本大学・藤崎先生。
「児童数と校庭の面積の関係をみると、桃五小で芝生を維持するのはありえない、と
最初の頃には言われていた」
とおっしゃいながらも、母校の芝生を見守ってくださってきました。
昭和42年に卒業した、大先輩です。 |
本日の前半の講演の内容は、2学期に各家庭に配布される資料にも
主な記載がありますのでそちらをご覧ください。
当日の参加者にも配布された、内容の濃い資料です。 |
芝生の校庭なら雨が上がるとすぐ使える、と今日のお話でもありました。
これから運動会に向けて、校庭での活動が多くなりますが
芝生の良さを体感できる時期でもあります。
これからも、みんなで桃五の芝生を大事に守って行きましょう。