2016年10月20日木曜日

盲ろうの方々とのふれあい(4年・総合)

桃五小では、毎年4年生の授業の発展学習として、
盲ろうの方々や通訳、介助者の生の話を聞いたり、
盲ろう者の疑似体験を行っております。
今年も、東京盲ろう者友の会や通訳、介助者の方々に
ご協力をいただき、授業を行いました。

まずは、東京盲ろう者友の会の渡井さんより、
盲ろう者の方がどのようにして周囲とコミュニケーションを
とっているのかなどのスライドを紹介いただきました。

どうやってるんだろうという興味もあったようで、
みんな真剣に説明を聞きいってました。

町中でもよく見かける点字ブロックにも2種類あり、
子ども達も興味をもって聞いたり、質問したりしました。

丸い点字と細長い点字の違いはわかったかな?

目隠しや耳栓で周りの状況が分からなくした状態で疑似体験中。
白杖からの感覚を頼りにおそるおそる頑張っていました。

目や耳が不自由でも、ちょっと工夫したものを使うことで
皆さんと同じように、できるようになることもあります。

なんと盲ろうの方によるルービックキューブを披露していただきました。
あっという間に全面が揃ってしまいました。お見事!!

介助の方より大事なコミュニケーションの方法でもある、
触手話を教えて頂きました。

子どもたちも自分の手で触手話の練習をしていました。

普段の生活の中で、身体に不自由な部分がある方々との接点は
子ども達の近くでもあることかと思います。
そんな時でも、今回の授業の内容を活かして、
子ども達が積極的に社会にかかわっていけるようなってくれると
嬉しいですね。