区の防災課や消防署・消防団の方々を始め、地域自治会の方々やPTA、おやじの会、
その他大勢の学校関係者の方々が集まり震災救援所訓練を実施しました。
総勢150人を超える方々が訓練に参加しました。 |
桃五小を始めとする区立の小中学校は、震度5強以上の地震が発生した場合に、
自宅での生活ができない人のための避難・支援の拠点として開設される
震災救援所に指定されており、毎年杉並区の防災課の職員の方の指導の下、様々な
訓練を行っております。
今回の訓練では、東京都区部を震源とするマグニチュード7.2規模の首都直下型
地震が発生したことを想定し、
1、避難住民の受入れ
2、震災救援所の円滑な運営
の2点を目標に訓練が実施されました。
また今年度は毎年実施している防災器具の点検や操作訓練、救急救命訓練の他にも、
起震車による地震体験や煙体験を通して、参加者に体験してもらう訓練を
多く取り入れることで「いざ」という時に備えた実践型訓練となりました。
写真では伝わりにくいですが震度6強です。 もはや立っていられないくらい上下左右に揺れてます。 |
屋内で火災が起こった時の状態を疑似体験できます。 中は煙でまっしろ、数メートル前もまともに見えません。 |
ここで大切な事として、震災救援所は避難してきた方が救援所にいる方々と力を
合わせて自主的に活動を行い救援所を運営していくということから、
救援所には飲料水や食料、生活用品などの救援物資も備蓄しており、
「何がどこにあるの?」「この器具はどう使うの?」を体験しながら、
一人でも多くの方に知っていただくことが重要なことだと思っております。
消防署・消防団の方にAEDの操作指導をいただき、この後 実際に皆さんにもAEDの操作を体験いただきました。 |
三角巾を使った応急手当の訓練です。 1枚の三角巾でもいろいろな使い方があり勉強になりました。 |
水道が出ない場合を想定したマンホールトイレや組み立て式トイレ といった設備もあります。 |
子どもたちも負けてはいません。 大人たちと一緒に器具の組み立てなどのお手伝いしてくれました。 |
お母さんたちは、お湯で戻すアルファ米を使った 炊き込みごはんを作りました。 |
最後に今回参加いただいた杉並区の防災課、消防署・消防団の方々、地域自治会の方々、PTAやおやじの会をはじめ桃五小の保護者の皆さんお疲れ様でした。
お集まりいただいた皆さん一人一人の名前はわからずとも顔は覚えているかと思います。
いざという時には「桃五の震災救援所訓練に参加してましたよね?」の一言を合言葉に、
皆さんで協力し会えればと思います。
また、訓練は今後も実施していきますので、今回都合で参加できなかった方や、
このブログを読んで興味を持たれた地域の方々ご参加を、お待ちしています!